132年に幕 宝飯郡小坂井町で閉町式

東愛知新聞社 行政・政治 2010年1月25日

 来月1日付で豊川市に編入合併する小坂井町で24日、閉町式が行われた。宝飯郡小坂井町として足跡をしるすこと83年5カ月。会場に町文化会館フロイデンホールには、県や豊川市の関係者ほか、近隣首長ら400人以上が出席し、伝統ある町の歩んで来た道を心に刻んだ。
 始めに伊藤憲男町長が登壇し、「合併にあたって町民や議会の適切な判断をいただき、豊川市からも大きな理解していただいた」と関係者への感謝を述べ、「私たちに期待されることは、一刻も早く豊川市民としての自覚と誇りを持ち新市と一体化すること。その期待に応えて努力していきたい」と決意を披露した。
 伊藤町長の決意を受ける形で、同町を迎え入れる山脇実豊川市長があいさつ。「小坂井町には古(いにしえ)から伝わる沢山の貴重な文化遺産もある。地元の皆さんが大切にしてきた文化や思いを、新生豊川市として継承し、発展・振興に務めることを約束します」と、力強く歓迎と抱負を述べた。
 小坂井町の合併に先立ち2006(平成18)年2月に一宮町が、08年には音羽町と御津町が豊川市と合併しており、小坂井町の合併により、1878年の郡区町村編成法の施行以来132年間続いてきた宝飯郡の名も消える。
 なお、役場庁舎を閉じる閉庁式は29日午後5時半から役場1階ロビーで行われる。全職員120人や正副議長らが出席の予定で、町長式辞、議長あいさつ、閉庁宣言後、町章と町旗を降納する。

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