先人の偉業継承誓う/奄美市で復帰記念の日の集い

南海日日新聞社 社会 2009-12-26

 「平和と自由をしたいつつ 起てる民族二十万 烈々祈る大悲願」。奄美群島の日本復帰から56年目を迎えた25日、奄美市名瀬の「

おがみ山公園」で「日本復帰記念の日の集い」があった。復帰運動の経験者から戦後世代の一般市民、小、中学生まで約350人が「

日本復帰の歌」を斉唱して、無血の民族運動を成し遂げた先人の偉業をたたえ、奄美の発展への誓いを新たにした。 参加者は復帰運

動ゆかりの地の名瀬小校庭を出発して、日本復帰記念碑のある公園内広場に集結。復帰運動の指導者・泉芳朗の胸像へ献花し、「祖国

帰心 五臓六腑の矢を放とう」と芳朗の詩「断食悲願」を朗読、当時の人々の情熱に思いをはせた。
 奄美の発展へ向けて、朝山毅奄美市長と、「泉芳朗を偲ぶ会」代表の楠田豊春さん(86)が「歴史的にも世界に誇れる民族運動を語

り継ぐことが重要」と語ると、児童生徒を代表して金久中学校生徒会の伊東統子会長(14)=2年=が「奄美の未来を開くためにも戦

争の悲惨さと平和の大切さを語り継いでいきたい」と感想を話した。

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