名球会と夢の競演 伊那市でドリーム・ベースボール

長野日報社 未分類 2008-07-20

 往年のプロ野球名選手と、地域の野球少年や野球ファンが交流する「宝くじスポーツフェアドリーム・ベースボール」が20日、伊那市の県伊那運動公園野球場で開かれた。名球会・プロ野球OBクラブ24人と伊那市選抜チームによるドリームゲームや少年野球教室、サイン入りバットやグローブなどが当たる抽選会など、さまざまなイベントでふれあいを深めた。

■柴田や平松ら児童生徒指導-野球教室
 午前中は球場で少年少女ふれあい野球教室が行われ、上伊那郡内の少年野球チームの小学生や市内中学校野球部の生徒ら500人が、元巨人の柴田勲さんや元大洋の平松政次さん、元阪神の久慈照嘉さんら名球会・OBクラブのメンバーから、投球や打撃の基本を学んだ。春富中学校の伊東朋也君は、「難しく考えずに自然体で打てと言われて、すごく胸に落ちた。とても参考になった」と話していた。

■”金やん節”に聴衆大笑い-講演会
 球場に近い伊那公民館ではふれあい講演会も開かれ、名球会会長の金田正一さんが「私の野球人生」と題して講演。会場の質問に答える形で「ピッチャーは手品。いかに早く見せるかが大事。スピードは計るもんじゃない。バッターをだますテクニックだ」「私が生きてる限りは国鉄スワローズは生きてる」「長嶋(茂雄)は悪い意味ではなく、とてもアンバランス。人の話は全く聞かない」などと”金やん節”を連発し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

■往年の名選手に熱い声援-ドリームゲーム
 午後から行われたドリームゲームでは、名球会・OBクラブは元巨人の堀内恒夫さんが先発。平松さんや元阪神の中田良弘さん、元中日の今中慎二さん、元オリックスの小林宏さんらが継投し、最終回の七回二死からは金田さんがマウンドに立った。伊那市選抜チームは再三走者を出したものの適時打が出ず、ドリームチームが7-0で勝った。
 最後に、自ら代打として金田さんと対戦した伊那市選抜監督の北原富夫さん(60)は、「あこがれていたすばらしい選手達と同じグラウンドで試合ができて感無量。これからも野球を通して人生の勉強を続けたい」と話していた。
写真=少年野球教室で打撃を指導する元巨人の柴田勲さん

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