南アルプス林道バス全線開通 例年より半月遅れ

長野日報社 未分類 2008-07-01

南アルプス林道バスが1日から、南ア北部登山の拠点になる北沢峠(2030メートル)までの全線が開通した。伊那市観光協長谷支部は、同市長谷黒河内のバス営業所前で安全祈願祭を開き、本格的な登山シーズンの到来を祝い、シーズン中の安全を祈った。
 南ア林道バスは4月25日から、歌宿(1680メートル)までの運行を始めた。歌宿と北沢峠の途中が雪崩で埋まったことと、昨年9月の台風9号による土砂崩れの復旧工事で、全線開通が例年より約半月遅れた。
 シーズン中の8月には、1980年の開業以来の累計利用者が100万人を突破する見込み。登山客のピークは7月の夏山シーズンと10月の紅葉の時期。バスの無事故は開業以来続いており、今年更新すれば29年間を記録する。
 始発前に開いた安全祈願祭には関係者約20人が参列し、古式ゆかしく仏事を行い、バスと登山客の安全を祈願。中山晶計長谷地域自治区長は「8月中には利用者が100万人を突破する。28年間無事故が続いているので引き続き安全運転を」と呼び掛けた。
 全線開通後、初めての週末になる5日には北沢峠で、南アの開拓者として知られる竹沢長衛の遺徳をしのぶ第50回長衛祭碑前祭がある。実行委員会では半世紀の節目を迎えた長衛祭への参加者を募集中。参加者限定で記念バッジを贈る。参加費1500円。
 長衛祭への申し込み、問い合わせは同実行委(電話0265・98・3130)へ。

写真=バス営業所前で安全祈願祭を開き、シーズン中の無事を祈る関係者たち

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