道路壁一面に海の世界/友利地区

宮古毎日新聞 地域 2009年9月9日

 城辺字友利地区にある県道保良上地線の下を通る道路の高架下の道路の壁に地域の子どもたちが、海中で元気に泳ぐ魚たちを描いた壁画がこのほど完成した。8日には壁画を作製した砂川学区少年パトロール隊や地域の子ども会の児童、生徒たちが壁画前に集まり完成を祝った。
  この壁には以前、落書きがあり、景観を損ねていた。今年2月18日には宮古島署の砂川駐在所から県に落書きの情報提供があった。
 この場所は、目立たないことから、ただ落書きを消しても再発が予想されたことから、子ども会世話人と協議し、再発防止のために友利・砂川集落の子ども会に絵を描いてもらい、壁画を完成させる取り組みが夏休み期間中の8月上旬にスタートした。
 友利、砂川、上区、下南の子ども会の児童、生徒約50人と同パトロール隊らによる壁画は8月28日に完成。ジンベイザメやマンタ、タコ、鯨などが壁一面に元気に泳ぐ力作が地域を明るい雰囲気にしている。
 同パトロール隊の多良間隆隊長は「素晴らしい壁画が完成した。子どもたちも夏休みの良い思い出になったと思う。この場所は心地よい風が流れ、強い日差しもないので気持ちいい。ぜひ、近くに訪れた際には見に来てほしい」と呼び掛けた。
 壁画製作に参加した荷川取春佳さん(砂川小5年)は「いろんな色の魚を描いたが、色分けが難しかった。でも楽しかったし、良い思い出になった」と話した。
 川満郁弥君(同)は「落書きがあったころは暗くて気持ち悪かった。明るい壁画で雰囲気も良くなってうれしい」と笑顔で話した。 縦約4メートル、長さ約12メートルの壁画は道路の両脇に描かれ、美しい海の世界が訪れた人たちの目を楽しませている。

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