城南小で初の「ものづくり科」授業

長野日報社 未分類 2008年5月19日

 教育特区の認定を受け、今年度から諏訪市内の小中学校に導入された「相手意識に立つものづくり科」(ものづくり科)で初めての授業が19日、城南小学校で行われ、児童がものづくり学習に取り組んだ。市教育委員会は新教科の実施に向けて4月から教員への研修などを進めており、各学校では今後、本格的に授業が始まる見通しだ。
 ものづくり科は、同市の基幹産業であるものづくりの体験を通して、学習意欲を高めたり、職業観を養うことを目指して導入。単なる工作にとどめず、相手(使い手)の意識に立つことで、創意工夫したり、他者を思いやる心をはぐくむ狙いもある。小中学校とも年間25時間。
 この日は城南小1年3部が来入児にプレゼントする運動会の招待状作りに挑戦した。はじめに「誰に」「何のために」「どのように」作るのかを発表し合い、製作の目的を確認。招待状は開くと絵が飛び出す仕組みで、先生が作った見本を参考にしながら、画用紙や折り紙を使い、はさみで切ったり、のりで張り付けたりして取り組んだ。
 児童たちは、どこに張れば飛び出すようになるかや、保育園や幼稚園のお友だちに喜んでもらえるよう動物などを題材に選び、かわいらしい招待状に仕上げていた。
 授業を参観した細野祐教育長は「1年生としては落ち着いた授業で、よく集中していた」と手応えを強調。「児童や生徒の発達段階に応じ、相手を意識させたり、どう工夫させるかが大切。実践を積み重ねながら研究していってほしい」と話していた。

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