忙しくてもお腹いっぱい 辰高商業科の模擬会社が弁当開発

長野日報社 地域 教育 2009-07-02

 辰野高校商業科の3年生が、地元食品会社とタイアップしてオリジナル弁当の開発に取り組んでいる。ビジネス情報授業の一環で、今年4月に設立した模擬株式会社の開発商品第1号。「忙しい中でも手軽に食べられてお腹いっぱいになる」との方針で、3種類を企画。2日には試作品の試食、検討を行った。
 3学年では昨年度からオリジナル食品の開発に取り組み、弁当は4種類目の商品化。19日からの文化祭で発表しようと今年4月から研究を始めた。
 弁当は模擬会社の商品開発グループの男子生徒たちが考案した豚の焼き肉、ハンバーグと目玉焼き、エビカツの3品で、いずれもご飯の上に盛り付け、マヨネーズやタルタルソースを添えてありボリューム満点。
 試食研究の授業では、株式会社の社員20人全員で味見した。「もっと野菜があった方がいい」「ごはんの量とおかずのボリュームを合わせられないかな」「ソースにもうひと工夫必要かも」などと感想を話し合い、よりおいしさを高めるために知恵を絞っていた。
 今後は、生徒の感想をまとめて改良を加え、文化祭で1食400円で販売する計画だ。
 試作を手掛けた町内のパン、仕出し製造販売、たつの製パン工場の村上剛功社長は「日ごろ手がけている食材なので苦労はなかったが、原価が決まっている中で、いかにボリュームを出すかを工夫した」と振り返り、「食材も高めの良い品を使い、生徒の活動を応援出来た」と温かい支援を寄せている。

文化祭での発売を目指し、弁当の開発に取り組む生徒たち

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