団塊ヨットマン、故郷へ出航

常陽新聞新社 地域 2009-06-07

愛媛に向け1200キロ一人旅

 ヨットで故郷の愛媛県八幡浜市までUターン航海しようと、 横浜市在住の元ソニー社員、 福岡敏美さん(60)が6日午前11時、 ヨット 「CAT」 号で土浦市川口のラクスマリーナを出港した。 霞ケ浦から利根川を経て銚子マリーナに着いた後、 愛媛県八幡浜市の舌間漁港まで約20日間の日程で約1200キロを一人で航海する。
 福岡さんは、 当時勤務していたソニーを55歳で退職し、 現在はつくば市内にある電機メーカーの研究所でパートタイム勤務している。 「もともとアウトドアの趣味があった」 という福岡さんは、 航海の理由として 「田舎 (愛媛県八幡浜市) は、 周りが海で、 遊び場所が海だった。 海がそこにあるから」 と語った。
 2年前に船舶免許を取得し、 昨年ヨットを購入。 免許取得費用なども合わせて、 約350万円かけて 「退職したら船を持ちたい」 との夢を実現させた。 ヨットは自分で組み立て、 インストラクターもつけずに自己流で操縦を会得し、 購入後の1年間は、 時間の合間を見てヨットの上で生活していたという。
 ヨットの魅力について福岡さんは 「荒波の中を走ること。 波を読むことが難しいが、 難しさが面白い」 と語った。
 故郷への航海に向け、 1年間にわたって準備を進めてきた。 無事成功したら、 母親が一人暮らしをしている故郷の愛媛県に生活拠点を移し、 次は愛媛から沖縄方面に航海したいと話している。

常陽新聞新社のサイトへ

最新マップ