はぐろ山岳捜索隊(芳賀竹志隊長)の救助訓練が4日、鶴岡市羽黒町の月山8合目で行われ、山岳事故発生時の救助の知識や技術を学んだ。
同隊は同町手向地区の住民たちを中心に、昨夏まで活動していた羽黒地区山岳遭難捜索救助隊を再編する形で、昨年11月に結成された。訓練は来月に月山が山開きするなど夏山シーズンが始まるのを前に隊員たちの救助技術の向上を図ろうと実施した。小国山岳会に所属し、飯豊連峰の山岳救助事案などで活躍する吉田岳さんを講師に迎えた。
この日はメンバー約20人が参加。雪渓に人が倒れているという想定で搬送救助訓練を行った。レスキューハーネスを使って遭難者役のメンバーを背負い、安全ロープを手に雪渓の上を登った。わざと雪に足を取られ体勢を崩し、安全ロープの効き目を確認するなど有事の対応を確認していた。
芳賀隊長は「今年は丑歳御縁年のため、信仰で登山に訪れる人が多いと思う。山岳遭難事故の増加も懸念されるため、発生時に十分な対応ができるように気を引き締めたい」と話していた。