“機関車”走らせモグラよけ 自宅バラ園にミニレール

長野日報社 地域 2009-05-31

 辰野町小横川の電気業、倉沢久人さん(65)が自宅庭のミニバラ園で、ミニレールに小さな「機関車」を走らせ、モグラよけをしている。機関車が走ることで起きる振動を地中に伝え、モグラの出没を抑える仕組み。設置してから1カ月が経ち、倉沢さんは「モグラが出てこなくなった」と喜んでいる。
 倉沢さん宅では、昨年から趣味でバラを育てているが、地中のミミズを食べにモグラが出没し、被害を受けた。対策として地中に振動を与える風車を刺したりしたが、効果がなく、倉沢さんは広範囲に振動が及ぶミニレールを思い立った。
 レール近くで太陽光を蓄電し、「機関車」に伝えて走る。鋼材を曲げて作ったレールは一周19メートルあり、枕木の代わりに生コンクリートの強度テストで使う直径10センチの円柱形の生コンを200個寝かせて敷き詰めた。
 レールには50センチほどの間隔で溝を入れ、「ガタンガタン」という音を出させて、相乗効果を狙っている。途中では“汽笛”も鳴るなど電気の知識を生かした力作だ。機関車は3両編成で全長約1メートル。30分間隔で走る設定にしている。
 「やろうと思ったらすぐやっちゃう。これも3日でできた」と倉沢さん。実用的で遊び心も満載なアイデアに知人からは「これは面白い」と好評という。
 倉沢さんは、バラ園全体に振動が届くよう「レールを延ばしたい」と話している。見学ができる。問い合わせは倉沢さん(電話090・8329・2807)へ。

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