筑西市のまちづくり市民団体 「下館・時の会」 が整備していた同市甲の 「時の蔵」 にトイレが完成。 30日、 関係者らに披露された。
旧下館地区には蔵が多く残る。 その中の貴重な石蔵が取り壊されることになり、 取り壊しを惜しむ市民が多数集まり、 保存活動を行った。 それを契機に会を設立、 蔵が時計店のものだったのことから 「時の蔵」 と命名、 会の名称も 「下館・時の会」 とした。
募金や寄付で街歩きマップを制作したり、 蔵の補修などを行ってきた。 トイレの設置は同会が当面の目標としてきたもので、 昨年10月、 県建築士会筑西支部青年部の協力でデザインコンペを実施した。 全国各地から76点の応募があり、 最優秀作品に選ばれた吉田周一郎氏 (東京) の作品を採用した。
完成したトイレは木造平屋建て8・5平方メートルで、 トップライトを活用した明るい作り。 市のまちづくりファンド事業の補助金390万円と市民などからの寄付金約140万円で製作した。
設計コンペ作品展が31日から6月27日までの土・日曜日に、 時の蔵で開催される。 入場無料。