モニュメント「いもジィ」復活

常陽新聞新社 社会 2009-05-28

破壊されたあと、つくりを強化

東海村の高齢者支援と介護予防推進のシンボルとして設置されたものの、1週間たらずで壊されてしまったモニュメント「いもジィ」が27日、足腰を強化して復活した。関係者は「世代を越えた高齢者支援への関心の高揚を図るとともに、苦境にあっても立ち上がる不撓(ふとう)不屈の姿勢を示したい」と復活したいもジィに期待を込めた。

いもジィのモニュメントは、昨年10月に同村で開催された「第9回介護保険推進全国サミットinとうかいむら」を記念して同村舟石川のJR東海駅東口に3月17日に設置された。しかし26日夕に右腕や両足、つえなどが割れて、本体とともに地面に落ちているところが発見された。

対応を検討した村では住民から復活を求める声が寄せられたことから、「足まわりを強化」した2代目いもジィを制作し、同じ場所に設置することにした。

2代目も初代とほぼ同じ大きさで高さは約50センチ、「転ばぬ先のつえ」の部分を含むと約62センチ。みかげ石製で、台座と一体となるように制作された。

復活式典では、村社会福祉協議会の黒羽根弘一会長が除幕を行い、渡邊政美副村長が「いもジィをシンボルに日本一の福祉のまちを目指したい」とあいさつ。地域資源を生かした支援体制づくりの推進を行政と住民が誓い合った。

破壊された初代のいもジィは同村舟石川駅東3丁目の村総合支援センター「なごみ」の玄関前の花壇に設置されている。

村介護福祉課では「心ない人に壊されてしまったが、今後は温かく、長く愛されるシンボルになってもらえれば」と話している。

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