渥美さんが日本鳥類保護連盟総裁賞受賞

東愛知新聞社 社会 2009-05-14

ハヤブサやカモの鳥類保護の活動を続ける元教諭の渥美守久さん(73)=同市形原町=がこのほど、日本鳥類保護連盟、環境省が選出する野鳥生物保護功労者表彰の最高賞・同連盟総裁賞を受賞した。
 渥美さんは38年間、同市内の小中学校教諭を務めた。退職後の1996(平成8)年に三ヶ根山中で県内初のハヤブサの繁殖を確認したほか、三河湾に渡来するカモの仲間・ホシハジロなど水鳥の保護活動をしている。また、同市南西部の三河湾沿岸部が07年11月に鳥獣保護区指定となったことに尽力した。
 また、子どもたちの愛鳥指導にも力を注ぐ。カラスに関しては、植物の種子がフンに含まれていることに着目し、自然界ではカラスが植物種子を食べて運搬する役目を果たしていることを小学生とともに活動をして突きとめた。こうした活動は幡豆町の愛知こどもの国に昨年開設した「子ども博物館」で展示紹介、自らも館長を務めて鳥類観察会を開いている。
 5年前には野生生物保護功労者として環境大臣賞受賞し、今回は最高賞に輝いた。同賞は毎年5月の愛鳥週間(今年は10日から17日)に合わせて選出される。
 表彰式は10日、北海道釧路市で行われた第63回全国野鳥保護のつどいで行われ、同連盟総裁の常陸宮正仁親王から表彰状と盾を受けた。
 渥美さんは「子どもたちへの愛鳥教育があったから大勢の仲間とともに活動して受賞ができた。今後も自然の大切さを訴えていきたい」と話している。

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