豊川市の豊川稲荷で4日、春季大祭(豊年祈願祭)が始まった。境内や門前では、大祭に合わせて富くじ、いなり楽市など多彩な催しが繰り広げられ、家族連れら大勢の参拝客らでにぎわった。大祭は5日まで。
恒例となった「江戸風情100万両の富くじ」は、境内にあるかつての演芸奉納の場「豊楽殿」を会場に行われた。朝から富札を手に入れようという人たちの長い行列ができ、抽選時間になると豊楽殿前は富札を手にした人たちで埋まった。
「水戸黄門」などにふんした門前の商店主らが箱の中の数字札を槍(やり)で差し、当選番号を決める江戸情緒あふれる抽選会。集まった人たちは、読み上げられる番号に一喜一憂した。純金小判、米俵をはじめ、自転車、携帯ゲーム機などの賞品が用意され、当選者は壇上で受け取り、当たった子どもは「うれしいです」と笑顔をみせた。
また、境内では、いなりずしの販売、御輿渡御、太鼓演奏などが行われた。5日も綿菓子、うどんの配布、大道芸ショーなどがある。
門前では、商店街イベント「いなり楽市」が開かれ、大勢の参拝客や行楽客が繰り出した。通りはこいのぼりが飾られ、名物のちんどん屋がパレード。大道芸ショー、フリーマーケットなどがあった。
海洋生物に詳しい豊橋市の林正道さんが、廃品を利用して作ったスナメリ、サメなどのロボットを簡易プールで泳がせ、海洋生物と三河湾について話す催しもあり、多くの子どもたちが集まった。楽市は5日も開催される。
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