野鳥の会石垣島支部で再旗上げへ 6月1日総会めどに準備進む

八重山毎日新聞 地域 2009-04-25

来月10日の探鳥会でアピール

 活動の停滞から、去年9月に支部としての認定を取り消されていた日本野鳥の会八重山支部に代わる同会石垣島支部の設立に向けた準備作業が大詰めを迎えており、順調にいけば、6月1日に結成総会が開かれる見通しとなった。愛鳥週間の初日にあたる来月10日には同支部設立準備委員会(宮良祐成委員長)がバンナ公園で探鳥会を開き、支部設立をPRすることにしている。

同会八重山支部は廃部となるまでの間、渡り鳥の定期的な観察や自然保護活動などが評価されてきた。名蔵川河口の湿地、アンパルのラムサール条約登録に向けた活動でも実績を残している。探鳥会も市民の間に定着。
 このため、「廃部になったとはいえ、このまま見過ごすことができない」として、支部長経験者やカンムリワシの保護などに取り組む「カンムリワシ・リサーチ」のメンバーら8人が去年11月、新たなの支部の発足に向けた結成準備会を開いた。同準備会はその後、設立準備委員会に名称を変更し、これまでに6回の会合を開催。規約や活動計画、予算の案について協議を続けてきた。
 同委は、同会本部に支部としての承認を求めており、5月30日に開かれる理事会で承認されれば、支部として正式な活動が可能となる。

同委によると、35人ほどが新支部に参加する意向を示している。県外の野鳥愛好家からも参加の申し出があり、探鳥会などのイベントに合わせて来島したいという考えだという。
 同会の支部は現在、県内にはやんばる支部があり、石垣島支部が発足すれば、2カ所目となる。
 市内では、今年3月に「アンパルの自然を守る会」が発足し、野鳥の会なき後の自然保護活動を担う体制も築かれつつある。宮良委員長は「八重山では環境保全の団体がかなり増えているのに、日本野鳥の会八重山支部が廃部となり、さみしく思っていた。石垣島支部の発足後には、市民のみなさんの理解を得ながら、活動を積み重ねていきたい」と話している。

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