豊川市と中国江蘇省無錫市新区が15日、友好都市提携を締結した。調印式は豊川市役所で開かれ、両市区の関係者は今後の相互交流を誓い合った。豊川市の提携都市は、姉妹都市・米国カリフォルニア州キュパティーノ市に続く2カ所目となった。
調印式には、新区のトップ、周謙書記をはじめ、行政組織の幹部ら計9人が出席。豊川市の幹部や市議らが見守る中、山脇市長、周書記が提携協定書に調印し、握手を交わした。
山脇市長は「無錫市新区と豊川市は、ものづくりが盛んな点が共通。提携を足がかりに文化、教育、医療など多分野で交流し、強固な絆をつくりたい」とあいさつ。周書記は「互いに固い産業基盤を持っている。新区はまちづくり、住環境、社会福祉に改善が必要で豊川市を参考に努力し、多方面で交流を展開したい」と述べた。
今後の交流に期待を込めて記念品を交換、豊川市から市内の書家・権田穂園さんが書いた掛け軸、無錫市新区から玉石と真珠を使用した飾り物が贈られた。
豊川市は、地元関連企業も進出している無錫市新区側から2006(平成18)年に友好都市提携の意向が伝えられたのを受け、行政、市議会幹部の新区訪問などで提携を模索。昨年秋には山脇市長も訪れ、アジアの隣人と友情をはぐくむことは重要で市民レベルの交流は意義深いとして提携に至った。今年度は市民使節団の派遣を計画している。
無錫市は上海の北西部に位置し、新区は太湖のほとりにある行政区。1500社以上の外資企業が進出している内陸工業都市で、日本からもコニカミノルタ、東海理化、日立など300社近くが進出している。
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