平良東仲宗根の平良聡さんが、ブルーベリーの栽培に成功した。今後農家に広めて生産量を増やし、ジャムや補助食品、菓子の原材料などにしたい考え。平良さんは「マンゴーに続く、宮古の特産果樹に成り得る」と期待している。
ビタミン類やアントシアニンなどを多く含むブルーベリーは、視力回復や老化抑制などに有効として、脚光を浴びている作物。付加価値の高い同作物の導入を目指し、情報を集めていたところオーストラリア産の「シャープブルー種」を探し当てた。
平良さんによると、冷涼地の作物とされてきたブルーベリーの暖かい沖縄での栽培例は初めてという。
苗は、昨年夏に導入。自宅の庭で五百本を鉢と露地で育て、今年の二月初収穫にこぎ着けた。
プランターの土は、宮古のものを使った。平良さんは「ブルーベリーは、宮古の土であればアルカリ、酸性に関係なく育つ」と話している。
栽培管理作業は軽く、朝夕の潅水(かんすい)が主。福祉用具販売などを手掛ける会社の代表を務め福祉とかかわりの深い平良さんは、管理作業が障害者にもできることから現在、六人を雇用している。
ブルーベリー栽培の特徴に(1)挿し木で増やせる(2)無農薬(3)施肥量が少なくて済む-なども挙げる。
連絡先はヒルズグループ(電話75・6068)。