あべ弘士さん絵本原画展

荘内日報社 地域 2009-04-06

作家招きワークショップ
親子連れが楽しい時間過ごす

 旭山動物園(北海道旭川市)の元飼育係で絵本作家のあべ弘士さんの絵本原画展が、酒田市美術館で開かれている。5日はあべさんのサイン会やギャラリートークが行われ、大勢の親子連れがあべさんの動物にまつわる体験談などを聞いた。
 あべさんは北海道旭川市出身。1972年に旭山動物園の飼育係となりガチョウやオオカミ、ラクダ、ゾウ、ゴリラなどを担当。95年に絵本「あらしのよるに」で第26回講談社出版文化絵本賞などを受賞した。動物園を退職後、絵本づくりに専念し多くの人気作を生み出している。
 この日午後のサイン会には、約80人の親子連れが行列を作った。あべさんは子供たちのリクエストに応え、絵本の表紙裏などにネコやウサギ、アザラシなどのイラストを描き、「たくさん絵本を読んでね」と呼び掛けながら手渡していた。母と姉の3人でサイン会に訪れた酒田市の藤波碧凌君(6)は「ネコの絵を描いてもらった。大事に読みたい」と話していた。
 午前中にはワークショップが開かれ、親子連れなどがあべさんの指導で動物のイラストを描いた。続くギャラリートークでは、あべさんが会場の絵本原画の前で、動物たちとの交流や絵本の描き方などについて語った。
 あべさんの絵本原画約160点を展示した原画展は今月19日まで。

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