工業団地に植物工場進出、宇部市と協定

宇部日報社 企業 2018年1月12日

 山口県宇部市と、先端技術で農産物の生産と加工を行うRPGプラント(木村俊之社長、防府市)は11日、宇部テクノパーク進出協定を結んだ。同社にとって初の植物工場の建設となり、15日に着工し、9月から操業を開始する。市独自の企業誘致施策である市イノベーション大賞にも認定され、操業後に奨励金5780万円(予定額)が交付される。

 調印式は、県商工労働部の伊藤孝志企業立地統括監の立ち会いの下、市役所で行われ、久保田后子市長は「持続可能な生産と販路の確保は、地域発の革新的なビジネスモデル。地元経済や雇用創出にも期待している」とあいさつ。木村社長は「最新鋭の工場で、高品質、高栄養価の野菜を生産する。食の安心安全のイノベーションを宇部から発信したい。工場内に見学スペースを設け、小・中学生の食育にも貢献したい」と語った。

 同社は、山口大発のベンチャー企業であるMOT総合研究所(常盤台2丁目)と、県内を中心にスーパーを展開する丸久(防府市)の共同出資会社。同テクノパークの敷地に、発光ダイオード(LED)を用いた完全人工光型工場を設置し、レタスを主とした野菜類の栽培、加工品の生産、販売を手掛ける。工場は鉄骨平屋建てで、生産量はレタス換算で1日当たり2600株。設備投資額は約4億7000万円。従業員数は、新規の14人を含めた18人を予定。生産品は、丸久が属するリテールパートナーズグループのプライベートブランド商品として、傘下の257店で販売される。年間売り上げは、1億4000万円を見込んでいる。

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