舞う雪 蹴散らし 音更・十勝牧場で馬追い

十勝毎日新聞 畜産 2018年1月9日

 音更町駒場の家畜改良センター十勝牧場(櫻井保場長)で9日、農用馬の運動不足解消や難産を防ぐための馬追い運動が始まった。雪が降る中、妊娠馬が白い息を吐きながら巨体を揺らして走り回っている。

 この日の十勝地方は低気圧の通過に伴い雪が降り、正午までに上士幌町ぬかびら源泉郷で11センチ、新得10センチなどの降雪を記録。帯広は5センチ。

 十勝牧場では国内公的機関で唯一、農用馬の改良、繁殖を行い、171頭を飼育している。冬は厩舎(きゅうしゃ)などで過ごすことが多くなり運動が不足する。出産に向け体力をつけるため、主に妊娠馬を対象に馬追いを行っている。

 午前9時半ごろから、80頭が3グループに分かれ、職員の乗る馬に追われながら、1周800メートルの運動場を2、3周ずつ走った。馬追いは一般公開しており、毎年写真愛好家が訪れる。町内の会社員大西ちひろさん(38)は「動きのある馬の写真を撮れる機会は少ない。また来たい」と話していた。

 2月末まで平日午前9時半ごろから1時間程度行う。問い合わせは同牧場(0155・44・2131)へ。

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