和装文化と本場奄美大島紬の普及活動に取り組む女性グループ「奄美の古衣(こえ)」(重村伊智子会長)主催の「紬のつどい」が八日、奄美市名瀬のホテルであり、紬姿の男女百六十人が食事やステージプログラムを楽しみながら紬談議に花を咲かせた。
紬を着て楽しむ場を地元で増やそうと四年ぶりに企画した。重村会長は「もっと紬の薫りのする街にしていこう」とあいさつ。来賓の平田隆義奄美市長は「取り巻く環境は厳しいが、紬は奄美を代表する地域ブランドであることには変わりない」、県大島支庁の伊喜功総務企画部長は「紬を着ると紳士になれる」などと話した。
ステージでは空手演武や日本舞踊のほか、帯結びやはかまの着付けの紹介などもあった。幕あいのフロアは出席者同士で柄や小物を比べ合ったり、着こなしの秘けつを披露し合ったりする会話で華やいだ。
今春の異動で奄美を離れる予定だという県職員の野口さおりさんは赴任二年目に購入した紬姿。着付け免許も取ったという野口さんは「軽くて着やすく、着るとおしとやかになったように思える。着続けます」と話した。
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