茅野の「市民の森を創る会」 炭焼き窯や巣箱作り計画

常陽新聞新社 地域 2009年3月6日

 茅野市米沢の吉田山で里山整備をする市民団体「市民の森を創る会」(野沢仁三郎会長)は、活動3年目となる来年度の事業を決めた。主な新規事業として炭焼き窯の設置や野鳥保護活動の巣箱づくりを行う。今後の各種体験教室につなげて、市民を巻き込む活動の足掛かりとする。野沢会長は「200ヘクタールの広い面積の森で、広く市民に利用してほしい」としている。
 新設する炭焼き窯では市民の森で間伐するナラやクリの木を活用する。燃料となるまきもマツなどの間伐材を利用する。焼いた炭は市民のために有効活用する計画で、具体的な活動内容は今後決める。
 窯の大きさは2メートル四方で高さ約1.5メートル。場所は市民の森入り口駐車場の近くで森の中に入り込む散策路への入り口。「およそ1.2トン分のコナラの木が入る大きさ」(同会)。窯は会員が手作りする。完成すれば、小中学生たちの体験活動にも利用してもらいたい考え。
 野鳥保護活動は、市民の森の1ヘクタール余りの平坦な場所が雑木林になって多くの野鳥がすみ着いており、その一帯を「野鳥生息ゾーン」として展開する。
 野鳥のための巣箱を親子で作って木に掛け、その後も巣箱でも野鳥の姿を継続的に観察してもらう。
 巣箱作り親子教室は4月11日に青少年自然の森で行う。完成させた巣箱は4月26日の市民の森開きのイベントの中で「野鳥生息ゾーン」に掛ける。同会では「市民の森を『野鳥の楽園』にするためのスタートです。親子で参加を」と呼び掛けている。
 同教室参加希望者は4月3日までに、茅野市役所生活環境課環境保全係(電話0266・72・2101内線266)へ。

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