「渥美半島たはらブランド」目指し

東愛知新聞社 観光 2017年11月13日

田原の商業者や生産者がセミナーと相談会

 地元商業者や生産者の販売戦略を総合的に支援する田原市の「販路拡大セミナー・個別相談会」が13日、市役所で始まった。
 同市が独自に定める評価制度「渥美半島たはらブランド」の認定を目指す市内の事業者を対象とし、首都圏などで外食産業に通じる専門業者や商品デザインの専門家などの講師から商品開発・改善、宣伝手法、販路構築などを段階的に学ぶ。一方、行政目線では、事業者支援を通じて地元産品の認知度を高めるほか、地域における稼ぐ力の底上げを狙う。
 この日のセミナーは講義形式の前半に続き、個別相談会に移行。独自の新ブランドを立ち上げたある農家集団は「手探りの状況で十分に宣伝できていない」ため、どこから進めていくべきかなどに関して意見やアドバイスを求めた。
 これに対し、講師はすでに実施してるネット販売に頼るより、独自の売り込みルートを開拓する必要性を指摘。商材の性格上、物量の供給バランスと兼ね合いもあるため、仕入れ業者との細かい調整も必要とした。
 その上で、飲食店での食べ比べ企画やアンケート調査と連動させた試食会実施などの案を投げかけ、認知度アップや評価を高めていく方向性を提示した。相談後、農家集団は「可能性のあるいろんな販売系統があることが分かった。新しい課題もみつかった」と手応えを語った。
 また、新商品開発を目指し、商品包装の見た目などについて相談した食品加工業者は「手に取ってもらうために年齢層に応じた仕掛け(写真を撮りたくなるようなオシャレ感)が必要だと分かった」と話した。
 同市は「できることから商品や販路形成に反映させて、自立的に稼げる体制を後押ししていきたい」としている。

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