心ひとつに旗頭制作 旧盆行事などで活用へ

八重山毎日新聞 伝統 2017年11月11日

双葉青年会

 双葉青年会(仲村幸樹会長)がこのほど、旗頭を制作した。今後、豊年祭のオンプールで会場に飾ったり、旧盆の集落内道ジュネーの際に持っていったりして、活用していきたい考え。
 仲村会長によると、青年会独自の旗頭制作は昨年から持ち上がり、ことしの旧盆の打ち上げで後輩からも声が上がったことから、制作に踏み切った。
 9月下旬ごろから設計を開始。OBの助言を受けながら10月上旬から本格的に制作、今月10日に完成した。
 頭は花笠の形をしており、アダンやドラゴンフルーツなど4種類の花と、サトウキビがあしらわれている。太陽の赤と海の青、作物の緑色をイメージした双葉のマークを取り入れ、花笠に赤と青、花やキビなどに緑の布を使用。誰でも持てるようにと、頭の骨の部分は竹を使い軽量化を図った。
 旗頭に付けられるジンザイには「双葉の花が結ぶ心」という意味の「双花結心(そうかけっしん)」という言葉が揮毫(きごう)されている。
 双葉旗頭保存会の会員で、中心になって制作してきた宮里友樹さん(21)は「(11日の青年文化発表会で)引退する仲村会長に、最後に持ってもらいたいという思いで作ってきた。旗頭を青年会の顔にして頑張っていけるように後輩にも少しずつ教えていきたい」と意欲。
 仲村会長(31)は「時間がなくて大変だったが、完成して感無量。ついてきてくれたメンバーに感謝している。地域の人にはエイサーだけでなく旗頭もあることを知ってもらい、青年会にぜひ入ってほしい」と期待。
 ジンザイの言葉を考え、頭の縫製を中心に行ってきた祖納元優衣さん(32)は「(言葉には)エイサーをしている人も見ている人も気持ちは一つという意味も込めた。制作の過程でつらいこともあったが、最後は一つになれたと思う」と笑顔で語った。

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