あんぽ柿を特産品に 渋柿の収穫最盛期 駒ケ根

長野日報社 地域 2017年11月11日

 駒ケ根市の新たな特産品を目指す半生乾燥の干し柿「あんぽ柿」に使われる渋柿の収穫が、最盛期を迎えた。10日も朝から作業が行われた同市中沢下割の柿の木にはたくさんの果実がぶら下がり、鮮やかなだいだい色が晩秋の青空によく映えた。

 同市中沢と東伊那の両地区の柿生産者らでつくる「竜東あんぽ柿研究会」の会員が、地区内の約20のほ場で連日の収穫作業に追われている。柿の植栽は、遊休農地や桑畑の荒廃対策で2008年ごろに始まった。木が生育し近年、収穫量が上昇。昨年は約14トンだったが、今年はさらに1トンほど増える見込みだ。

 収穫は、雨の影響で糖度を高めるのに苦労し、昨年より1週間ほど遅れて今週に入り開始。標高が高いほ場に向けて20日ごろまで続く。あんぽ柿は今月中旬以降に直売所などに並ぶ。同会の木下重夫会長(66)は「年を重ねるごと収量やあんぽ柿の生産量が増え、順調にここまで来た。特産品として定着していけば」と期待した。

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