冒険家・中村直吉展

東愛知新聞社 教育 社会 芸術 2017年11月10日

豊橋市中央図書館

 豊橋出身で日本人で初めて世界一周旅行をしたと言われる冒険家・中村直吉(1865~1932)に焦点を当てた資料展「明治の冒険家 中村直吉展」が、豊橋市中央図書館2階で開かれている。12月24日まで。
 中村は豊橋市呉服町で誕生。同町で帽子店を営むが、世界に憧れ、明治20年にはアメリカ、27年にはカナダを訪問。一度帰国したものの、34年には商業視察を名目に妻子を置いて無銭で世界一周旅行(豊橋~アジア~ヨーロッパ~アフリカ~アメリカ~中南米~オーストラリア~豊橋)に出発、6年掛けて60カ国を回り、その旅は本にもまとめられた。
 展示は、明治が誕生し来年で満150年を記念して政府が推進する「明治150年」関連施策に合わせ、明治時代の地元の著名人を紹介する試み。会場では、中村の生涯や旅行行程を順を追ってパネルで紹介。持参金をほぼ持たずに世界を回るのに役だったという「世界各国旅行証明簿」の原本や、自筆で旅行ルートが書き込まれた世界地図、著書や写真、絵葉書、新聞記事のコピーなど貴重な資料も展示している。
 11日午後1時から3時まで、同館3階会議室で、中村を特集し2000年に2週にわたって放映したテレビ番組「世界ふしぎ発見!」(世界を歩き尽くした男 中村直吉)の特別上映会を予定している。入場無料で定員100人(先着順)。

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