明るい雰囲気あふれ JR酒田駅「地下道アートギャラリー」

荘内日報社 芸術 2017年10月12日

 酒田警察署(増川高広署長)管内の中学・高校の美術部員たちが作成した絵画が酒田市のJR酒田駅地下道の壁面を彩り11日夕、開所式が行われた。地下道は明るく華やいだ雰囲気となり、「うまいごと」と話しながら行き来する歩行者の姿が見られた。

 2003年に同地下道で発生した恐喝未遂事件を契機に、市と同署が翌年から、駅周辺の環境浄化などを目的に「地下道アートギャラリー」と称し、全国一斉に展開中の「全国地域安全運動」(20日まで)の一環として企画。絵画は毎年、更新している。

 14回目を迎えた今年は酒田、遊佐両市町の中学・高校の美術部員らが自由なテーマで作成。作品はいずれも縦90センチ、横180センチの大きさ。地下道通路の中央部左右の壁面に計14点(中学8点、高校6点)を飾っている。

 JR酒田駅会議室で行われた開所式には、絵画制作の生徒たちと共に、青少年健全育成団体の役員らが参加。同市の桐澤聡市民部長が「暗い地下道の中で皆さんの絵画を見ると、ほっとする。これからもそれぞれの学校の伝統として継続して」、増川署長が「限られた時間の中で素晴らしい作品を制作してもらい、感謝。引き続き安全・安心な地域づくりに協力を」とそれぞれあいさつ、地下道前に移動して生徒代表らと共にテープカットした。

 鳥海山や丸池、山居倉庫、酒田灯台、傘福といった酒田、遊佐を代表するものを題材に描いた作品が多く並んだ他、中には酒田ラーメンも。地下道に明るい雰囲気を醸し出している。同署によると、来年秋まで飾るという。

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