山の恵みに感謝し一歩ずつ 月山にも大勢の登山者

荘内日報社 未分類 2017年8月11日

 昨年から制定された国民の祝日「山の日」の11日、庄内地方は暑さも和らぎ、登山日和となった。各地の山々ではトレッキングを楽しむ夫婦や家族連れの姿が見られ、出羽三山の主峰・月山(1984メートル)では8合目の木道で散策を楽しむ人などでにぎわった。

 山の日は、日本山岳協会などの運動を背景に、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨として改正祝日法が制定され、昨年初めて施行。わが国16番目の祝日となった。

 「日本遺産」にもなっている月山では、早朝から8合目の駐車場に庄内ナンバーをはじめ新潟、宮城の隣県のほか、大阪、那須といった遠方のナンバーが並んだ。朝のうちはガスがかかったものの、時折真っ青な空が広がり、眼下に庄内平野を見渡す風景が広がった。本格的な登山者に加えて、池塘(ちとう)が点在する8合目の弥陀ケ原湿原の木道を散策したり、中の宮の参籠所までお参りするなど思い思いに楽しんでいた。7月31日からフェリーで秋田港に入って、自家用車で東北の夏祭り見物などを夫婦2人旅で楽しんでいる兵庫県芦屋市の西村治雄さん(73)は「『山の日』は月山へ。この3日間で出羽三山を回る予定。景色もきれいでゆっくり山頂を目指したい」と話していた。

 山の日を初日にした3連休中日となる12日(土)は、8合目駐車場の混雑緩和対策として、県庄内総合支庁などが午前6時から午後3時までの時間帯でマイカー規制を呼び掛け、シャトルバスを運行する社会実験を実施。

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