学術交流へ覚書締結 鶴高専とNZ・マヌカウ工科大

荘内日報社 教育 2017年7月13日

 鶴岡市の鶴岡工業高等専門学校(高橋幸司校長)は、ニュージーランド(NZ)のマヌカウ工科大と学術交流のための覚書を締結した。12日、同校で調印式が行われ、来日したマヌカウ工科大のポール・ホーリングス工学・貿易学部長と高橋校長が両校間の活発な国際交流の発展を願い、握手を交わした。

 マヌカウ工科大はNZ北部に位置するオークランド市にある国立工科大学。産業界と連携した学習プログラムがあるなど鶴岡高専との共通点もある。

 鶴岡高専と海外の教育機関との学術協定は、これまで9カ国12校間で締結、短期留学の派遣や受け入れを行っている。派遣された鶴岡高専の学生からは、「ネーティブスピーカーの英語を学びたい」との要望があり、協力校を探していた。

 今回の締結は、両校間での学生、教職員の交流、共同研究、情報や教材の共有などを可能にするもので、今後、学術協定への発展も視野に入れている。今年の夏季休暇には鶴岡高専初となるNZ留学が企画されており、学生9人がマヌカウ工科大を訪問する。

 マヌカウ工科大からはホーリングス学部長とピップ・スコーラム・マナセ国際交流室長の2人が10日、来日。11日に東京の国立高等専門学校機構本部を訪問後、庄内入り。12日には、全国の高専の研究拠点や他の教育機関との共同研究、企業連携などを進める応用化学研究センター「K―ARC」などを訪問した。

 調印式ではホーリングス学部長が「農業を基幹産業とする庄内との親和性もある。農業やエコロジーといったマヌカウ工科大の特色と、鶴岡高専の特色がシナジーを生むことを期待。活発な交流を図りたい」高橋校長が「3月末にNZへ訪問後、約3カ月と短い期間での締結。協力機関に感謝。グローバルエンジニアの育成に向けて共に頑張りましょう」などとそれぞれあいさつ。それぞれ覚書に署名した。調印式の後は、NZへの短期留学を希望する学生約30人を対象に、マヌカウ工科大を紹介するプレゼンが行われた。

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