宇部の小野で百万遍念仏講

宇部日報社 伝統 2017年7月13日

 宇部市小野如意寺に古くから伝わる百万遍念仏講は12日、如意寺集会所で行われた。同地区の住民ら9人が車座となり、約7・5メートルの数珠を手繰って無病息災を願った。

 毎年7月12日に実施。如意寺地区で疫病がはやった際に、村人が数珠を百万回手繰って祈ることを誓ったところ治まったという由来がある。流れるお経に合わせ、太鼓、かねをたたきながら数珠を108周させる。同地区の高齢化が進んだため、2年前から小野地区全体に参加者を募り行われている。昨年は30人の参加があったが、今年は自治会行事などが重なったため、人数が少なかった。

 参加者は休憩を挟みながら、無心になって数珠を手繰っていた。如意寺自治会の油利直登会長は「継承していくのは難しい部分もあるが、次世代に残していくため、これからも小野地区全体に声掛けをしていきたい」と話した。

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