鯨類模型12種を展示 太地くじらの博物館

紀伊民報社 地域 文化 2017年4月19日

 和歌山県太地町の町立くじらの博物館(林克紀館長)は、23日から実物を30分の1の大きさで表現した12種類の鯨類模型の展示を始める。模型の台座を回すことで「生きている時の姿」と「骨になった時の姿」を比べながら観察できる仕組み。障害のある人らが楽しみながら学べるよう配慮した工夫も取り入れている。

 模型にしたのは、博物館1階大ホールに骨格標本として展示しているセミクジラやホッキョククジラなど5種類と、スジイルカやマダライルカなど飼育している7種類。「誰もが楽しみながら学べる博物館にしたい」と、視覚に障害のある来館者が触れても壊れにくい素材で模型を作り、車いす利用者が近づきやすいように展示台を工夫した。

 さらに、日本語と英語、中国語、タイ語で展示の内容を解説する音声案内も採用。費用は約300万円で、地方創生加速化交付金を活用して整備した。

 博物館は「この展示によって、より幅広い層の来館者にクジラの体のつくりを間近に詳しく学んでいただきたい」と話している。
 問い合わせは、くじらの博物館(0735・59・2400)へ。

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