茅野市の皆さんのおかげ 小平選手が表敬訪問

長野日報社 スポーツ 地域 2017年3月18日

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)など女子500メートルで今季全勝した茅野市豊平出身の小平奈緒選手(30)=相沢病院、茅野北部中―伊那西高―信大出=が17日、茅野市役所に柳平千代一市長を表敬訪問した。充実のシーズンを笑顔で振り返り、「良い成績を残せたのは茅野市民の皆さんの声援のおかげ」と感謝した。

 表敬訪問は14日に帰国後、16日に実家に戻ったのを受け急きょ実現。柳平市長から花束を受け取った小平選手は、「私自身のスタイルを崩すことなく、茅野でスケートをやっている子どもたちの身近な目標になれるように、スケートにしっかり向き合っていきたい」と決意を新たにした。

 小平選手は今季、国内外の女子500メートルで15戦全勝。2月の世界スプリント選手権では、日本女子初の総合優勝を果たした。市役所では、アジア大会などで獲得した5個のメダルを「諏訪の91歳のファンのおばあちゃん」(小平選手)から届いた袋から取り出し、W杯女子500メートル総合優勝のカップとともに披露した。

 前夜は大みそか以来となる実家で「馬肉のすき焼き」を家族と味わったという。父安彦さんと幼なじみの柳平市長と再会し、「おじちゃん(柳平市長)といると家族みたいな温かい空気が流れる」とうれしそうに語り、柳平市長は「本当に頑張ったね。おめでとう」と快挙をたたえた。

 平昌五輪に向け、小平選手は「守りに入らずに集中すれば良いタイムが出る。オランダの2年間で体力が落ちた部分を1段階上げ、けがをしないようにやっていきたい」とし、直前のW杯で好記録を出して「良いリズムでスタートラインに立ちたい」と話した。

 柳平市長と茅野市スケート協会の山岸文典会長は、ともに「奈緒を信じる」と激励し、平昌五輪での金メダル獲得に期待をにじませていた。

 小平選手は休養をはさみ、4月にも信州大学の学生と合同で練習を再開するという。

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