世界の子どもの絵画を時計に 儀象堂がキッズ・ウォッチ発売

長野日報社 地域 2009-01-30

 下諏訪町立町の諏訪湖時の科学館儀象堂(山崎克弘館長代行)は、NPO法人・子供地球基金=東京都渋谷区恵比寿=が管理する世界の子どもが描いた絵を使った同館オリジナル時計「キッズ・ウォッチ」を1個4,000円で発売している。収益金の一部を同基金に送金し、活動資金に役立ててもらう考えだ。
 同基金は、世界中の子どもが幸せで健康に生きられる環境づくりを目指して支援活動する団体。病気や戦争などで心に傷を負った子どもたちに画材や絵本、医療品を提供し、戦争孤児などには施設を設置している。子どもの創作活動支援として、世界の子どもたちの絵画や作品を集め、展覧会や作品グッズ製作などで子どもたちのたくさんの夢や願いを伝えている。
 キッズ・ウォッチは、同館アドバイザーの清水新六さん=岡谷市神明町=が、知人だった同基金顧問の藤原和博さんから話を聞き、下諏訪独自の技術を使って子どもたちの思いを多くの人に伝えられないかと検討。同館オリジナルで、文字盤デザインを自由に変更できる腕時計「すわッチ」の文字盤に、同基金に寄せられた子どもたちの作品を使うことを提案した。
 同基金の了承を受け、昨秋から製作を始めた。子供の絵を使うことから「キッズ・ウォッチ」と命名した。文字盤は5種類。63カ国、457人の作品を集めた同基金発刊の画集「キッズ・ボイス」から選んだ絵を加工している。文字盤の絵は藤原さんが選んだ印象に残る作品を採用した。
 ロシアの9歳のエレーナちゃんが描いたピンク色の「そばかすぞうさん」やイギリスの8歳のフレデリック君が描いた「幸せな牛」などさまざまな国の子どもの絵がある。
 今後は購入者が画集から選んだ絵で製作する「オーダーメードキッズ・ウォッチ」のほか、組み立て体験、壁掛け時計、置き時計なども考えている。ウォッチ販売だけでなく、子供地球基金コーナーも開設している。
 同館スタッフと清水さんは「時計をきっかけに子供地球基金の活動を知ってほしい。その上で子どもたちがどんな絵を描いているのか、来館者それぞれの見方で見てほしい」と話している。
 商品の問い合わせは同館(電話0266・27・0001)へ。

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