厳かに「本殿遷座祭」

常陽新聞新社 文化 2008-12-15

土浦市高岡の鹿島神社で250年ぶり社殿改修

老朽化に伴い、250年ぶりに社殿の改修工事を進めていた土浦市高岡の鹿島神社(萩原幸知宮司)で12日夜、仮殿から本殿に御神体を移す「本殿遷座祭」が厳かに営まれた。見物に集まった地域住民たちは、荘厳な神事を見守った。

遷座祭には土浦、石岡の神主と高岡地区の氏子約50人が参加。召立の儀後、仮殿の高岡根農村集落センターから約1キロ先の本殿鹿島神社まで行進した。御神体は絹垣といわれる白い布で囲い、参列者は祈とう衣をまとい、たいまつなどを持って行進。笙(しょう)やしちりきを奏でて御神体が通ることを知らせ、本殿に遷座した。

地元の郷土史家によると、法雲寺の開基に当たり復庵和尚が1335(建武2)年、東方の台地に法雲寺の守護神として香取祐顕大菩薩をまつったのが同社の創建という。

昨年11月の仮殿遷座祭前に行われた改修工事で屋根を解体した際、本殿から1758(宝暦8)年に建立したと書き記された棟木が見つかり、250年ぶりの改修であることが分かった。

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