1日に打ち上げ予定の米スペースシャトルに搭乗する宇宙飛行士星出彰彦さん (39) の母校となるつくば市稲荷前の茗渓学園中・高校で31日、 星出さんの同級生と在校生が星出さんにエールを送る会を開いた。 星出さんが小学生からの願いだった宇宙飛行士の夢の実現を祝うとともに、 任務の成功と無事の帰還を祈った。
星出さんは中学から高2の夏まで茗渓学園に在籍した。 今回は生徒会が主催し、 1480人の在校生のほか、 星出さんの同級生約40人も参加した。 星出さんが昨年に来校した際のビデオや今回の任務を紹介する宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の資料映像などを上映。 同級生が作った応援歌 「ロボットアームで抱きしめて」 も披露された。
応援歌はともに東京都内在住の会社員、 梅村太郎さん (39) が作詞、 塙裕介さん (39) が作曲した。 星出さんが9年前に宇宙飛行士になった際、 同級生らが星出さんを祝う会を開き、 その席で歌を作ろうと提案。 そのまま忘れられていたが、「ディスカバリー号」 の搭乗日程が決まり、 急きょ3月に作ったという。
生徒代表が5月下旬にJAXAを通じて星出さんへ送った応援メッセージと返事が紹介された。 応援メッセージは 「学生時代から 『夢の実現』 を目標に頑張り、 それを達成された星出さんをとても尊敬しています。 無事、 宇宙に到着し、 成果のある仕事をなされ、 帰国されることを願っています」 と励ました。
これに対し、 星出さんは 「茗渓学園出身の誇りを胸に、 宇宙での14日間を楽しんできます。 帰還後には皆さんにお話できることを期待しています。 皆さんも自分の 『夢の実現』 に向けて、 まい進してください」 と答えた。
柴田淳校長は生徒たちに 「星出君はラグビーが好きなスポーツマンで、 さっぱりとした性格。 生徒たちも夢を実現させた先輩に続こうと思っている。 夢の実現を刻み込んでほしい」 と呼び掛けた。
星出さんが高2当時の担任だった杉山明信教諭 (47) は、 在学中の様子など紹介。 「柔軟な生徒で、 いつもニコニコしていた。 当時から 『宇宙にかかわる仕事に就きたい』 と言っていた。 どんな状況にも順応できる性格だ」 と振り返った。
写真=在校生を前に星出さんへの応援歌を披露する同級生ら=つくば市稲荷前の茗渓学園