野生生物保護功労、県内で2校受賞/龍ケ崎市立城ノ内小/坂東市立七郷小の活動を評価

常陽新聞新社 未分類 2008-05-16

第62回愛鳥週間「2008年度野生生物保護功労者」に、県内から龍ケ崎市立城ノ内小(秋田敏雄校長)と坂東市立七郷小(木村榮孝校長)が選ばれ、日本鳥類保護連盟会長褒状を受賞した。

龍ケ崎市城ノ内の城ノ内小は、03年から07年まで県の愛鳥モデル校に指定。愛鳥コーナーや小鳥小屋の設置▽野鳥の種類、生態の調べ学習▽牛久自然観察の森での野鳥観察を実施し、集会で観察内容の発表―などを行ってきた。

坂東市矢作の坂東小は、00年から10年度まで県の愛鳥モデル校に指定。里山の自然と触れ合い活動を通じた調べ学習▽学校近くの菅生沼に集まる野鳥の観察会と愛鳥集会での報告会の実施▽「緑の少年団」を結団し、里山保全活動や菅生沼清掃活動―などに力を注いできた。

両校とも、愛鳥モデル校として野鳥に関する課外活動を積極的に取り組んできたことが評価された。

全国では計個人11人と学校11校が選ばれた。愛鳥週間は、野鳥を保護し、愛鳥思想を広く国民に普及させるため、毎年5月10日から16日までの1週間定められている。

城ノ内小(児童数435人)ではキジやコジュケイ、メジロ、セキレイなど約20種類の野鳥が飛来している。野鳥に関心を持つきっかけづくりとして自然に囲まれた地域の特性を生かし、03年に校内3カ所に愛鳥コーナーを設置。双眼鏡や鳥類図鑑、野鳥の鳴き声が録音された音響機器を置き、野鳥を自由に観察できる環境を整えた。

05年には全校集会で野鳥に詳しい講師を迎え、出前講座を実施。身近に生息する野鳥の種類、特徴、観察の仕方などについて理解を深めた。

毎年、学校の昇降口近くに巣を作るツバメが児童に人気で、巣作りの様子や親が子に餌を与える姿などを細かく観察し、よく話題に上るという。

田沼茂教頭は「野鳥に興味を持った子どもたちは相当いる。また、野鳥の保護や自然に対する興味を持つ契機になったと思う」と喜びを語った。   

写真=愛鳥コーナーで図鑑を片手に野鳥を観察する4年生児童=龍ケ崎市城ノ内の城ノ内小

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