外国人が豊橋筆づくりにチャレンジ

東愛知新聞社 文化 2008-11-06

 豊橋市嵩山町で豊橋筆をつくる山崎亘弘さんの工房に6日、米国在住の西洋書道家のカール・ロアーズさんが訪れ、山崎さんらの指導で豊橋筆を作った。
 西洋書道は、羽根ペンやブラシなど特殊なペンを使って文字や飾り絵などを書く手法で、世界各地の大勢の人に親しまれている。
 現在カールさんは、西洋書道の講師として東京、名古屋、福岡など全国各地で講習会を実施している。
 そこで名古屋市のホテルでカールさんがインターネットで「名古屋、筆」と検索したところ、一番最初に山崎さんが製作する嵩山工房のサイトがヒットして「嵩山工房で日本の筆を作りたい」と山崎さんに頼んで実現した。
 この日はカールさんと通訳兼受講生の広瀬智恵子さん、森田貴子さんも来訪。山崎さんと同じ筆匠会の伝統工芸士・渡辺一明さんも掛け付けてカールさんを指導した。
 カールさんは、イタチの毛を使った豊橋筆づくりにチャレンジ。筆の毛先を切ったり、くしを使って毛先をそろえるなどの作業を進めた。
 筆は約1時間で完成。記念に色紙に英語で嵩山工房と書いたりして山崎さんにプレゼントした。
 最後にカールさんは「初めて作って感激。楽しかったけど一番難しかったのは日本語の意味が分からない時でした」と山崎さんらを笑わせた。

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