実験で鉄に関心 箕輪中部小で不思議教室

長野日報社 教育 2008-11-05

日本鉄鋼連盟と学研は5日、箕輪町箕輪中部小学校で「鉄の不思議教室」を開き、実験や映像などを通して児童たちに鉄への関心を高めてもらった。
 岩手・釜石で始まった近代製鉄の発祥150周年記念事業として全国5カ所で行うキャラバンで、同校では5年生約100人が対象。クイズを絡めて鉄の重さを身近に感じ、性質を知った。
 鉄の性質を探る実験では、鉄の繊維「スチールウール」を使って燃やしたときの鉄の重さの変化を調べた。担当者はちりちりと燃える様子を見てもらい、「空気中の酸素がくっつくので重くなります」と解説も添えた。使い捨てカイロの原理から鉄さびの特徴についても説明した。
 児童たちは鉄の塊を持ち上げようとしたり、加工した鉄を触ったりして”まるごと鉄”の授業を体験。実験へ協力を求める担当者の呼び掛けに盛んに挙手をするなど関心を寄せていた。
 教室では溶鉱炉の映像なども見た。住友金属工業の松井俊文・広報グループ長は「鉄は身近にあるけど(性質などは)案外知らない。実験で興味を持ってほしい」と期待していた。

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