上富田町岩田の人形研究家三谷弘さん(78)が、来年のえと「丑(うし)」の起き上がりこぼし人形を約100個作った。町内の養護学校や小学校、幼稚園、保育所などに配る。
三谷さんは15年以上前から、えとを題材にした人形を作っている。12年前は、首が揺れる張り子のウシを作ったが、今回は起き上がりこぼしにした。
逆さまにした紙コップにふたをして、底に鉄の重りを付けた。紙粘土で肉付けし、頭を作った。底には重い紙粘土、頭部と胴体は軽い紙粘土を使っている。
1日乾燥させてから、絵の具で目や口、黒い模様、赤いはんてんを書いて仕上げた。高さは約10センチで、底の直径は約6センチ。中には高さ約14センチ、底の直径約9センチと一回り大きいものもある。
三谷さんは「起き上がりこぼしは縁起のいい置物として喜ばれる。子どもにはおもちゃとして遊んでもらいたい」と話している。