「辻村寿三郎芝居人形展」が開かれている酒田市の「酒田夢の倶楽」で1、2の両日、辻村さんのギャラリートークとサイン会が行われ、人形制作の魅力などについて語った。
今回の芝居人形展は、創作人形作家・辻村さんの作品を常設展示する酒田夢の倶楽の特別企画展。「芝居」をキーワードに、辻村さんが人形美術を担当したNHK総合テレビ「新八犬伝」(1974年)で実際に使用した人形をはじめ、プッチーニの歌曲「マダムバタフライ」の名場面を辻村さんの人形振りとソプラノ歌手の共演で演じた際の人形など合わせて約70点を紹介している。
1日のギャラリートークで辻村さんは、人形を解説しながら「日本の文化は江戸・吉原から出ていると言っても過言ではない。<RUBY CHAR="花","おい"><RUBY CHAR="魁","らん">たちは和歌や茶道、華道もできた。遊びに行った人がそれを学び、広がっていった」と話した。また、音楽に合わせて人形を操って見せ、「自分で自分を治す副作用のない薬はわれを忘れて熱中すること。そうすると元気になる」と人形制作や人形芝居の上演の楽しさを語っていた。
特別企画展は12月2日まで。会期中無休。