151人152脚で世界記録

南海日日新聞社 スポーツ 2008-11-03

紬姿、ギネスにチャレンジ
市民体育祭で奄美大島JC・奄美市

紬姿でギネス世界記録にチャレンジ―。奄美大島JC(社)奄美大島青年会議所)は、二日に奄美市の名瀬運動公園で開かれた奄美市市民体育祭の会場で、大島紬姿による百五十一人百五十二脚の挑戦イベントを催した。大島紬振興と奄美群島の復帰五十五周年を記念したもの。参加者は互いにがっちり肩を組み、ゆっくりだが確実に歩を進め、見事に世界記録を達成した。
 この競技では百二十六人以上の人数で五十メートルを歩ききれば世界記録の更新になるが、同JCによると「未公認ながらもこれを上回る記録が出ており、現在、ギネスブックに更新の申請が出されている」という。
 このため、人数や地域にこだわらず広く参加を呼び掛けたところ、最終的に百五十一人が参加した。歩く距離も、復帰五十五周年にちなんで五十五メートルに設定。前日までの三回の練習に加え、当日もぎりぎりまで練習を行った。
 今回は小学四年生から六十代後半までと幅広い年齢層の参加者が挑戦。イベントは体育祭の昼食時間を利用して行われ、グラウンドに一列に並んだ参加者は声を掛け合いながら、一歩ずつ慎重にゴールを目指した。
 母親の紬を借りて参加したという奄美市名瀬の大瀬愛香さん(13)と保祐希来さん(12)は「紬を着るのは初めてで、歩くのはとても難しかった。成功していい思い出になりました」とうれしそうな表情。奄美市名瀬の楠田哲久さん(61)は「地域別、年代別の多くの人が協力した素晴らしい企画。あらゆる意味での一体感と力強さを感じた」と話した。
 奄美大島JCの對喜勉理事長は「練習中は参加者の足並みがそろわないこともあったが、非常に練習熱心で記録達成できた」と企画を振り返った。
 同JCでは記録申請のため、チャレンジの様子を記録した映像と参加者の写真、署名を今月中にも、ギネスブックの出版元であるイギリスのギネス・ワールド・レコード社に送る予定。

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